慰霊塔前で冥福祈る |
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ビルマ戦没者慰霊法要 長野りんどうライオンズクラブ(山岸泰会長)は12日、第33回ビルマ戦没者慰霊法要を善光寺雲上殿西側の慰霊塔前で行った。県内外から従軍した元兵士や遺族ら約30人が参加し、戦没者の冥福を祈った。 法要は毎年、太平洋戦争中にビルマ(現ミャンマー)からインドを目指すインパール作戦で多くの部隊が全滅した6月12日に行っている。元々は1977年に戦地から帰還した県内の元兵士が中心となり、ビルマ方面戦没者慰霊塔建設委員会(友田浩会長)を設立し、同敷地内にビルマ仏教の象徴である仏塔(パコダ)を作った。しかし、高齢化で参加者も減ったことから、2005年に同クラブが塔の管理と法要主催を引き継ぎいだ。 山岸会長はあいさつで「戦友との再会が楽しみと、毎年元気な顔をみせてもらいうれしく思う。今後も悲惨な戦争を二度と起こさないよう、後世に平和の尊さを伝えていく」と述べた。 焼香後、同委員会の友田会長は「戦争は実に悲惨であり、勝っても負けても痛手をこうむる。こんなことは二度と起こしてはいけない」と話し「りんどうライオンズには従軍兵として深く感謝する。これからも末永く見守って欲しい」と述べた。 松代に住む龍堀もとさん(90)は、娘のひろ子さんに付き添われながら参加した。慰霊塔にはひろ子さんを妊娠中に出征し命を落とした夫が眠っており、足が悪くほとんど外出ができないが、「ここに来てお祈りする事が楽しみ」と法要以外にも毎月訪れているという。また、石川県から毎年法要に参加している笹原新一さん(93)は、「ここには弟が眠っている。我々も歳を取り心配だったが、こうして立派に引き継いでくれる人たちがいて安心できる」と話し、家族の冥福を祈った。
写真:30人が出席して行われたビルマ戦没者慰霊法要
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